肝臓とひともんちゃっく

ど素人のテイスティングノート

グレンバーギー 23年 (1997-2020) ラムカスク for Bar 鴻 kohno

お気持ち

  • 徳島の「Bar 鴻 kohno」 さんのプライベートボトル
  • 昔ながらの手作業を守っていた頃の原酒とのこと
    • 2004年から最新鋭に切り替わったらしい
  • ドイツのボトラーとホームページに書いてある。ボトルの形状から考えても恐らく、ザンジバーだと思う🤔
  • 販売時、価格的に飲まずに買うには怖かったので踏みとどまってしまったが、バーで飲んでみて買わなかった事を後悔した😱
  • 味がハッキリわかりやすく、ネガティブ要素も無いので、きっと誰が飲んでも一定以上の評価をするだろう
  • 経年でより良くなりそう
  • 1995〜1998 あたりのバーギーは、ブドウの皮と身の境界部分の様な風味を感じ取る傾向が強いのだが、このボトルからはそのテイストは感じなかった
  • 「Bar 鴻 kohno」さんは未経験なので、とりあへずgoogle mapの「行きたいリスト」へ入れた

酒の詳細

項目
蒸留所 グレンバーギー (Glenburgie)
ブランド グレンバーギー (Glenburgie)
ボトラー ドイツのボトラー (ザンジバー?)
シリーズ 「Bar 鴻 kohno」さんのPB
蒸留年 1997
瓶詰年 2020
熟成年数 23
ラムカスク
カスクNo -
度数 57.3%
総ボトル数 119

飲んだ環境

項目
日付 2022/01
開封状態 開封後数日?
容量 15ml

参考資料

ダフトミル 2009 サマーバッチリリース アジア

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「ダフトミル 2009 サマーバッチリリース アジア」

酒の詳細

項目
蒸留所 ダフトミル (Daftmill)
ブランド ダフトミル (Daftmill)
ボトラー -
プライベートボトル -
シリーズ 2009 サマーバッチリリース アジア (Summer Batch Release Asia)
蒸留年 2009
瓶詰年 2020
熟成年数 11
4 バーボンバレル + 1 ファーストフィルEXオロロソシェリーバット
カスクNo 016/2009
020/2009
022/2009
023/2009
&027/2009
度数 46%
総ボトル数 1790

飲んだ環境

項目
場所 自宅
日付 2021/06
グラス 木村硝子 kojitani travelwineglass
&
AROMA GLASS -BASIC-
開封状態 開封後1ヶ月以内
容量 100ml

hitokutiwhisky.com

WB

www.whiskybase.com

公式ページ

www.daftmill.com

付帯情報

  • ダフトミルは2005年に蒸留を開始し、農作業が一段落する夏と冬の年二回しか蒸留を行わないため、生産量が少ないのが特徴
  • 蒸溜に使用する大麦は自社生産している
  • 2009 サマーリリースは、「EUROPE, UK, ASIA」 と3 リージョンのリリースがあり(写真の最後参照) それぞれカスクNOとボトリング数が異なる
  • バーボン樽とシェリー樽がバッティングされているのは今回初

ノート

お気持ち

  • 今までのバーボン樽オンリーの味と、結構変わっているので、先入観を取っ払ってから飲みましょう
  • ダフトミルの特徴だったバナナっぽさは、マンゴー寄りになっている
    • これがシェリーの影響なのだろうか?
  • 香りは果実感多めだが、味は青臭さが勝る
  • 開栓したてのためか?、ネガティブ要素が多少ある
  • 橙色の南国フルーツ感は良質に出ており、しばらく経って青臭い感じが馴染んでくれるとよくなりそう
    • 40分ぐらい置くと、紙っぽさは控えめになり、多少の青臭さは残るもののハニー, チョコレート, オイリーさが増してくるので良くなる
    • 本領発揮するのは半年後かな?
  • kojitani travelwineglass と AROMA GLASS だと今回のダフトミルでは 「kojitani travelwineglass」の方が好きでした
    • AROMA GLASSの方が香りが取りやすい分、ネガティブ要素も取りやすかった
    • kojitani travelwineglass の方が薄いので、飲み心地良く味わいもリッチに感じる
    • グラスの比較は改めて別記事書こうかなと思う

総評

「包み紙ごと食べちゃった熟しきっていないマンゴー 」

  • 多少赤みがかったゴールド

  • しっかりと語りかけてくる印象
  • 甘さと酸味の入り混じった熟してないマンゴーやパパイヤの様な香りを先行して感じる
  • 奥に少し、青々とした観葉植物、ベンジャミン等蔦系植物の香り
  • アルコールの刺激は程よく感じ、それとは別にスパイシーな刺激がある

  • 味は強く感じやすい
  • 粘性は高め
  • 口当たりは先に瓜っぽい青苦さが来る
  • 徐々に甘さや酸味が出てくる
  • マンゴー, パパイヤ系の橙色のネットリした果実感
  • バナナ系の味も感じ取る事はできるが主張は少ない
  • 若干の紙がいる
  • 後半余韻にかけてハチミツ様 や優しいチョコレートを感じられる

余韻

  • 短 〜 中 程度
  • ハチミツっぽさと、紙や青臭さが入り交じる
  • 一回終わったと思って暫く経つと香水っぽさがこみ上げてくる

ザ・ピートモンスター アルカナ

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「ザ・ピートモンスター アルカナ」

酒の詳細

項目
カテゴリー ブレンデッドモルト
蒸留所 タリスカー/ミルトンダフ/アードベッグ
ブランド -
ボトラー/メーカー コンパスボックス (Compass Box)
プライベートボトル -
シリーズ ザ・ピートモンスター アルカナ (The Peat Monster Arcana)
蒸留年 -
瓶詰年 2020
熟成年数 -
-
カスクNo -
度数 46.0 %
総ボトル数 8328

飲んだ環境

項目
場所 自宅
日付 2021/05
グラス 木村硝子 kojitani travelwineglass
開封状態 開封直後
容量 60ml

↓何度でも言うけど、このコップはマジでおすすめ

WB

www.whiskybase.com

公式

www.compassboxwhisky.com

付帯情報

  • 原酒構成は以下
割合 原酒 カスクタイプ
72.9% タリスカー リフィルホグスヘッド
10.6% ミルトンダフ ファーストフィルバーボンバレル
09.6% ザ・ピートモンスター(カスクストレングス) リフィル カスタムフレンチ オーク バレル ヘビートースト
06.9% アードベッグ リチャードバレル
  • リフィル カスタムフレンチ オーク バレル ヘビートースト

    • アメリカンオークのボディとトーストしたフレンチオークのヘッドを組み合わせたカスタムバレル
    • ハイランド・モルトブレンドの熟成に使用したモノ
  • ボトルの裏に原酒構成が書いてありますが間違いだそうですw

    • ハイランド・モルトブレンド は実際には入っていない
    • 配送してから、入っていない事に気づいたんだとか

ノート

お気持ち

  • 国立の酒屋、「酒さえき」さんでお勧め頂いたボトル
  • 値段も手頃でオイチー🤤🤤🤤
  • これは常飲ボトルとして何本か確保しておきたい
  • ボトルを購入しようとすると、ついカスクストレングスのシングルモルトを追いがちであるが(私だけ?)、味はコンパスボックスのブレンデットモルト当たり多い
    • 正直、勧めていただかなかったら絶対買っていなかった、おそらく飲む機会も無く知らぬまま一生を終えたに違いない
  • スパイシーさ,甘さ,ミルキーさ,フルーティーさ,燻製感と非常バランスが取れている、ブレンダーの力が偉大
  • ボトル裏の原酒構成間違っているのは流石に詐欺と言われても仕方ないぞ! 大丈夫かw ? でもなんだか憎めない
  • 「オレンジヨーグルトクリームを塗りたくったキャラメルケーキ、いぶりがっこ乗せ」の様相

  • 輝き透明感のあるゴールド

  • 香り立ちは良く、刺激は中程度
  • キャラメルの様な甘くまろやかな香り
  • 徐々にチョコレートの甘香ばしさや、生クリームのクリーミーさが出てくる
  • 柑橘オレンジ系とシトラスレモンのちょうど中間ぐらいのフルーツ感が常に漂っている

  • 口当たりオイリーで程よい甘さを感じる、ドイツのあの硬いキャラメルみたいな飴(ヴェルタースオリジナル)の様
  • 一瞬苦味やピートが出てくるがすぐに隠れ、徐々に酸味やフルーツ感、オレンジヨーグルトクリームが広がる
  • 再度燻製系のピートが現れ心地よく包み込んでくる
  • 口に広がる幸福感あり
  • 46度でちょうどよい飲みごたえ
  • フィニッシュに向けてスモークさがより主張を開始する

余韻

  • 長い
  • 燻製が強くなり、いぶりがっこの様相
  • 燻製とフルーツが混ざり合いながいぶりがっこと融合し、心地よい渋みとなりフィニッシュ

ストラスアーン 3年 2016 シングルモルトバッチワン

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「ストラスアーン 3年 2016 シングルモルトバッチワン」

酒の詳細

項目
蒸留所 ストラスアーン (Strathearn)
ブランド ストラスアーン (Strathearn)
ボトラー -
プライベートボトル -
シリーズ シングルモルトバッチワン (Single Malt Batch 1)
蒸留年 2016
瓶詰年 2019
熟成年数 3年
ヨーロピアンオーク & Exシェリカスク
カスクNo -
度数 46.6 %
総ボトル数 -

飲んだ環境

項目
場所 自宅
日付 2021/05
グラス 木村硝子 kojitani travelwineglass
開封状態 開封直後
容量 60ml

公式

www.douglaslaing.com

WB

www.whiskybase.com

付帯情報

ノート

お気持ち

  • 初ストラスアーン
  • シェリー樽のわざとらしい甘さが、Nomadoを飲んだ時と似た感じがした
  • スピリッツそのものの味と、樽からついたと思わしき味がそれぞれ別方向に主張していて一体感が無くチグハグな印象
  • ヨーロピアンオークはリフィリではないのかな? かなり樽の味は強い
  • 「作りたての木の皿に盛ったケールサラダ、樹液&プルーンジャム和え」の様相
  • 炭酸割りにすると、チグハグ感が取れて良くなる

  • 輝き透明感のあるアンバー

  • 香り立ちは強く、多少の刺激がある
  • ニスが塗られた木の強い香りがベース
  • ベタつく甘い香り
  • 溶剤や薬箱っぽい香りが少々
  • 樽のスパイシー
  • チョコレート

  • まったりとした甘さから入り、甘みをベースに渋みや酸味が時折顔を出す
  • 若干のオイリーさあり
  • 甘味は多少人工的で、ガムシロップにプルーンジャムを溶かしたかのよう
  • 若い原酒によくある雑草感のある雑味も強く
  • 蜂蜜やバニラも出てくるが、雑味にかき消される

余韻

  • 短〜中
  • 舌にべたつく甘さが続く
  • ざらつく雑味が残る

ラフロイグ 10年 シェリーオークフィニッシュ

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

ラフロイグ 10年 シェリーオークフィニッシュ」

酒の詳細

項目
蒸留所 ラフロイグ (Laphroaig)
ブランド ラフロイグ (Laphroaig)
ボトラー -
プライベートボトル -
シリーズ シェリーオークフィニッシュ (Sherry Oak Finish)
蒸留年 2011
瓶詰年 2021
熟成年数 10年
シェリーオーク (Sherry Oak)
カスクNo
度数 48%
総ボトル数 -

飲んだ環境

項目
場所 自宅
日付 2021/05
グラス 木村硝子 kojitani travelwineglass
開封状態 開封直後
容量 60ml

WB

www.whiskybase.com

公式ページ

https://www.laphroaig.com/gb/sherry-oak-uk

付帯情報

  • 2021年04月から発売開始
  • 原酒構成
    • 75%: EXバーボンヨーロピアンオークで9年、ファーストフィルのオロロソシーズニングホグスヘッドで1年フィニッシュした原酒
    • 25%: リフィルオロロソシェリーホグスヘッド 10年熟成した原酒

ノート

お気持ち

  • だいたい公式のテイスティングコメントはあてにならないと思っているが、これは公式のコメントそのまま素直に受け止めればOKな感じ
  • 最近ピート香に慣れすぎて、少々のピートだと感じ取れない体になってしまったため、なんの参考にもならないと思いますが、ピート香は穏やかで心地よい程度かと....
  • 熟したフルーツとスモーク、香ばしさと甘さが絶妙なバランスを取っていて、「しつこくてくどい味」になる直前ぐらいで止められている
  • バランス調整が神がかっていて、飲んで満足感あるが、もうちょっと飲みたいなと思えるラインをキープ
    • 私は飽きやすいので、ボトル一本が空になるのは時間がかかるのだが、このボトルは3日で1/3ぐらいまで飲んでしまった
  • お値段8千円程度で今の所いくらでも買えますから、14年前後で2〜3万のウイリアムソンとか飲むより全然良い!
  • オフィシェルスタンダードボトルは緩くてちょっと物足りないものが多いが、こいつは度数48%あってなかなか満足感ある
  • スタンダードのラフ10年と比べると、出汁感や海藻感、正露丸感がシェリーに乗っ取られるイメージ
  • 「濃口のブドウジュースを飲みながら食べた、ザラメを使って強火で作り少々焦がしたベッコウ飴」の様相
  • 日本での正規販売ハヨシテ

  • 輝き透明感のあるアンバー

  • 香り立ち強い 刺激はほどほど
  • スモークベーコンの様な香がまず来る
  • 慣れてくると、裏にいる甘い熟した橙色の果実感を拾うことができる
  • 濃い蜂蜜香
  • 少々時間を置くと、オロロソシェリー樽の味噌っぽさが出てくる
  • 強烈に強いわけでも無く、程よくスモーキーで心地よい

  • 口当たりマイルド
  • 液はシャバすぎず、ちょうどよい
  • 多少の粘性と下を覆うオイリーさがある
  • 最初は酸味を感じるが、後に土っぽい甘みに変わる
  • 土っぽい甘みからさらに渋みに変化し香ばしさが出てくる
  • 焦がした砂糖、火加減強めで作ったベッコウ飴
  • 薬品っぽさと、濃いめの蜂蜜様からくるマヌカハニー
  • 焚き火の残り滓
  • 古い木
  • ほのかにずっと濃いブドウの感覚が覆っている

余韻

  • 中〜長
  • 土っぽいミネラル感から徐々にコーヒー系のコクに変わる
  • 香ばしさが出てきてフィニッシュ

エアストーン 10年 2018

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「エアストーン 10年」

酒の詳細

項目
蒸留所 アイルサ・ベイ (Ailsa Bay)
ブランド エアストーン (Aerstone)
ボトラー ウィリアム・グラント・&サンズ社 (William Grant & Sons Ltd)
シリーズ シーカスク (Sea Cask)
蒸留年 2008
瓶詰年 2018
熟成年数 10
-
カスクNo -
度数 40.0 %
総ボトル数

飲んだ環境

項目
場所 自宅
日付 2021/04
グラス 木村硝子 kojitani travelwineglass
開封状態 開封直後
容量 30ml

↓このグラス、BARで教えてもらったのだが、今までの経験の中で最高のグラス

WB

www.whiskybase.com

公式サイト

www.aerstonescotchwhisky.com

販売

付帯情報

  • グレンフィディックのセラーマスターであるブライアン・キンズマンがブレンドした10年熟成のシングルモルトウイスキー
  • 南アーシャー海岸に位置する倉庫で熟成
  • シングルモルトカテゴリーの味覚表現をシンプルにし、初めてシングルモルトウイスキーを飲む人が、パックに書かれた明確な味の説明を見て、このカテゴリーの味を簡単に理解できるようにすることを目的としたシリーズ
  • 以下2つの相反する気候条件で作られたラインナップがある
    • Sea Cask: ノンピートで海に近い場所にある倉庫で熟成 「スムーズ&イージー
    • Land Cask: ハイランドのピートを使用したピーテッドで内陸部にある倉庫で熟成 「リッチ&スモーキー」

ノート

お気持ち

  • アイルサ・ベイを飲むのは初めて
  • 「スムーズ&イージー」と書かれているだけのことはあって、かなり緩くサラサラで味わいも淡い、だけどなんか気になる芯がある
  • 好みの味ではないんだけど、なんだか気になってグイグイ飲んでしまう
  • 普段強い度数を好んで飲むので、少々物足りなく感じたが、これカスクストレングス出たら飲みたい
  • 「リッチ&スモーキー」の方が私好みな気がするので、Land Cask (ピーテッド)を買うのが正解だったか...
  • 3000円とお手頃価格
  • 淡く甘いがベースだが、飲み込み終わった後は塩辛さとナッツに感じる渋みが残っている
  • 「お花摘みをしている田舎娘だと思ったら、実は狸が化けていた」 みたいな一杯🦝

  • 透き通るゴールド

  • 穏やかに語りかけてくる
  • 初手に淡く甘い香り漂う
  • ちょっとクセのある花の香りが支配的
  • しばらくすると、木の香ばしさやバーボン樽のバニラも感じ取れる
  • 全体的に淡く、甘い焼きたてのパンケーキの様
  • 最後にスッと抜けるようなミントを感じる

  • 舌触り緩く、かなりサラサラな液感
  • 溶かした優しいキャラメルの様な甘さをまず感じる
  • 漢方薬の様な薬草感のある酸味
  • 徐々にウッディーな渋みが押し寄せる
  • 奥にちょっとスッとするミントを感じる

余韻

  • 液体が緩い割には長く、中程度
  • 徐々に渋みが増していく、アーモンドの皮の様
  • 最後に塩気が残る

イチローズモルト 07年 2013 清里 フィールドバレエ 31th アニヴァーサリー

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

清里 フィールドバレエ 31th アニヴァーサリー」

酒の詳細

項目
蒸留所 秩父蒸留所 (Chichibu)
ブランド イチローモルト (Ichiro's Malt)
ボトラー -
PB/シリーズ 清里 フィールドバレエ 31th アニヴァーサリー
(Kiyosato Field Ballet 31th Anniversary)
蒸留年 2013
瓶詰年 2020
熟成年数 07
バーボン?
カスクNo -
度数 63.4%
総ボトル数 680

飲んだ環境

項目
場所 BAR P
日付 2021/04
グラス グレンケアン
開封状態 開封後1ヶ月以内
残量 1/4ぐらい
容量 15ml

付帯情報

  • 清里の奇跡」と謳われる至高のシリーズ
    • 25th は白州
      • バレエの力強さを表現するために、山崎50年もバッティングされているという噂もあるとか無いとか
    • 26th〜29th が羽生原酒+川崎グレーンのブレンデット
      • 羽生原酒は年数-1、(26thの場合は25年)
      • 川崎グレーンはどれも40年
    • 30thが白州30年で15本しかこの世に無い
    • 31th(今回)が初の秩父原酒のシングルモルト
  • フィールドバレエ 第31回の演目「白鳥の湖」のイメージに合わせてバッティングした、シングルモルトです
    • 白鳥の湖のストーリーの軸となる。「白と黒」、「善と悪」の対比をイメージし、「ノンピート原酒とピーテッド原酒」をバッティングしたそうだ
    • バッティングは、肥土社長監修の元、ブランドアンバサダー の吉川氏によって行われたそうだ

ノート

お気持ち

  • 「カラッと晴れた春の朝に森林浴していたら眠ってしまい、起きたら夕方で湿気が増え、雨が降りそうになっていた」 みたいな変化を楽しめるボトル🌲
  • 過去清里イチローモルトの中では一番私好み ❤️ (特にモルティーさが)
  • ピート原酒配合だが、ピートの主張はそこまで多くない
  • 7年熟成と言われているが、もう少し熟成された原酒が混ぜられてる気がする (想像です)
  • 最初は「甘と酸」主体の優等生な味わい、徐々にモルティーな香ばしさが、最後はピートや渋みが出てくる変化、まさに「白鳥の湖
    • この味の変化を意図的に実現したのだとしたら神業と言っても過言ではないだろう
    • 秩父ウイスキー祭りの時は面白い "オネイサン" だと思っていたが、素晴らしいブレンダーだった事に驚き!!
  • イチローモルトの木の強い酸みたいな味は控えめ
  • 味はしっかりしているのに、飲み疲れしない優しい感じあり、変化も楽しめるので飲み飽きない

  • 麦わらぐらいでしょうか (店内が暗いのでなんとも)
  • 透明感あり

  • グラスから離れていてもリンゴ系のフルーツ香が漂う
  • 刺激臭は無く、穏やだがしっかりと語りかけてくる様相
  • さらに近づけると、リンゴっぽさからもう一歩濃くなり、黄色いフルーツ(アプリコットや黄桃系)の香りも入ってくる
  • フルーツ香に慣れてくると、奥からバーボン樽らしいカスタード系のクリーミーさが現れる
  • さらに時間が経つとモルティーさ、全粒粉ビスケットや少々焦がしたパンの様な香りが感じ取れる
    • ピート原酒と言われているので、ピートの香りを探したが強いピート感はなく、良く焼いたパンぐらいの香ばしさ
  • イチローモルトの特徴的な針葉樹っぽい香りは、今回はかなり控えめだが、裏にうっすら感じる

  • 要素は香りとほぼ変わらず
  • 味は一口目から舌の上ではっきり捉えることができる
  • 63%だが、アルコールの刺激はそこまで強く感じず
  • 液体はゆったり流れ落ちる、オイリーまではいかないがスラスラ流れるわけでもない
  • 口内を覆うように広がる幸福感の片鱗も見える (あくまでも片鱗)
  • 酸味 と 甘味 がバランス調整をしている印象で、若干酸味が優勢
  • イチローモルトらしい、スット抜けるミント感は健在
  • 煮つめたリンゴ系のフルーツとモルティーさが相まって、ちょっとリンゴの酸が強めのアップルパイの様
  • 奥の方で、慣れ親しんだイチローモルトの針葉樹っぽい木の味やバニラカスタードの甘みが下支えしている

余韻

  • 中〜長
  • 徐々に酸が隠れ、モルティーさが強くなる、穀物のコクと渋みが露出してくる
  • 余韻に来てようやく優しい焚き火感みたいなピートの片鱗が見えた

おまけ

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