肝臓とひともんちゃっく

ど素人のテイスティングノート

グレングラント 1960 ゴードンマクファイル

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「グレングラント 1960 ゴードンマクファイル」

酒の詳細

項目
蒸留所 グレングラント (Glen Grant)
ボトラー ゴードンマクファイル(Gordon & MacPhail)
シリーズ ライセンスボトル
販売-
蒸留年 1960
瓶詰 -
熟成年数 -
-
カスクNo -
度数 40

飲んだ環境

項目
場所 BAR M
グラス -
開封状態 -

WB

多分これだと思う... www.whiskybase.com

ノート

お気持ち

  • 何年熟成かわからないグラント
  • 750mlでラベルのシールが円で、獅子のしたに speyside という表記が無いあたりから推測するしか無いか?
  • コロナの影響で閉店することになったバーから、クレイジージャーで有名な酒屋さんのT経由で譲り受けたそう.
  • お店のマスターに出すの渋られながら、頼み込んで頂いた一杯です ありがたや ありがたや
  • グレングラントは甘すぎないスパイシーなシェリーで好き
  • いつもグラントに感じる線香ぽさは、控えめだった
  • ハイプルーフ好きな私ですが、グラントは40%でも味わい深くて好き

  • プリンのカラメル (甘め)
  • イチジクジャム
  • ベリーの紅茶
  • スパイシー
  • 軽めのタンニン
  • 余韻長い
  • ボディーは軽い

ピティヴァイク 29年 1989 ディアジオスペシャル2019 ~色んなグラスで飲み比べ~

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「ピティヴァイク 29年 1989 ディアジオスペシャル2019」

今回は、3つのグラスで飲んでみた

酒の詳細

項目
蒸留所 ピティヴァイク
ボトラー -
シリーズ ディアジオスペシャル2019
販売 -
蒸留年 1989
瓶詰 2019
熟成年数 29
PX and Oloroso seasoned casks
カスクNo -
度数 51.4

飲んだ環境

項目
場所 自宅
グラス グレンケアン
リーデル ソムリエ シングル・モルトウイスキー
ツヴィーゼル 118772 ザ・ファースト ウイスキー ノージング グラス(蓋つき)
開封状態 開封後10ヶ月

WB

www.whiskybase.com

ノート

お気持ち

  • グラスによって思った以上に変化する
  • ツヴィーゼル ザ・ファースト ウイスキー ノージング グラス が今回一番良かった
    • 一番変化を感じれて、複雑味が取れた
  • リーデル ソムリエ シングル・モルトウイスキー は今回一番微妙だった
    • 柑橘系の香りがたちすぎて、他の香り成分が死んだ
  • ディアジオスペシャル2019はモートラック以外飲んでみたけど、ピティヴァイクが一番好きかな
  • どのグラスでも共通した味わいとしては、くろみつ感とヒノキの様なウッディーさ&フルーティーの調和
  • ピート香が見え隠れするが、ピート炊いてるのかな?
  • 複雑な味わいで、もう一本買っておくべきだったなと後悔

グレンケアン

  • 松脂
  • パイナップル, パッション, アプリコット
  • ちょっと酸を感じる香り
  • 中盤ヒノキっぽさへ変化
  • くろみつ
  • 薬草っぽさ

  • 粘性あり
  • 余韻は中程度
  • 樹液系のはちみつ
  • ほんのり奥にアプリコット
  • まったりとした塩気と黒蜜感
  • 後半煙っぽさが出たり入ったり

リーデル ソムリエ シングル・モルトウイスキー

  • ヒノキ
  • くろみつ

ツヴィーゼル ザ・ファースト ウイスキー ノージング グラス(蓋つき)

  • 南国トロピカル
  • 柑橘
  • 松脂
  • イースト感 -> 麦 -> ビスケット
  • クリーミー, バニラ
  • バブルガム

  • トロンとして粘性を感じる
  • アプリコット系がベースだが 若い草系の味わいがある
  • 黒蜜
  • 塩分控えめの塩キャラメル
  • 後半ピートっぽい煙さが残る

ザ ファイネスト スペイサイド 18年 Y'sカスク 2回目

ザ・マッカラン シェリーオーク 12年 現行ボトルを飲み
ちょっと、衝撃を受けたので、雑に備忘録
そして、ザ ファイネスト スペイサイド 18年 と比較

前回のノートはこちら

montyakku.hatenablog.com

はじめに

  • ザ・マッカラン シェリーオーク 12年 現行ボトルを飲んでみたので雑に紹介
    • これ本当にシェリー樽?と思えるぐらいにはバーボン
    • 40%とは思えない、アルコール感
      • ハイプルーフだが感じさせないという表現は何度か書いたことがあるが、逆の表現をしたのは初めて

ノート

お気持ち

  • 前回飲んだときより少し柔らかくなり、開いてきた感じがする
  • ザ・マッカラン シェリーオーク 12年と比べると、明らかにシェリ
  • ザ・マッカラン シェリーオーク 12年と比べると、明らかにリッチで陶酔感がある
  • グラスに入れてすぐは美味しい、あまり長く置かないほうが良いと思う
  • 前回と比べるとナッティーさが出てきた

 

  • ボディーは重め
  • 粘性あり
  • 余韻は相変わらず短い
  • レーズン
  • カカオ チョコレートの様相

テイスティングを考える フレーバーホイール

https://whiskymag.com/shares/p4124jul18082527.jpg

上の図は以下から拝借 whiskymag.com

概要

今日の内容は、以下2点

  1. フレーバーホイールという指標が、テイスティングを安定させるのに使えそうという話
  2. 自分にとってのテイスティングノートに対する分析
    • あくまで私の自己分析ではあるが、皆通ってきた道か、同様の感覚を持っているのではないか?

テイスティングノートを書く理由

なぜテイスティングノートを書くようになったのかを考えてみた
まぁ一言で表すなら以下に尽きる

「味覚の写真が無い!!」

もう少しまとめると以下の感じか

  • 直接的理由
    • 記録手段が存在しない
      • 視覚は写真, 聴覚は録音で脳みその外に記録できる、しかし嗅覚, 味覚は残念ながら手段が無い、
        仕方なく言葉を使って視覚情報に変換して記録している
      • 味を記録できる装置をスマホに付けてくれれば、こんなめんどくさいことしなくて良いのだ!!
        • そんな未来は来るのだろうか?
  • 根本理由 (そもそもなぜ記録を残したいのか)
    • 情報共有
      • 味覚や嗅覚の情報を他人と共有するのは難しい
      • 他人どころか、昨日の自分、数秒前の自分とすら共有するのは難しい
      • 少しでも情報を共有し省みれるように記録を残したい
      • せっかく飲んだウイスキーなので、共有したい 特にウイスキーは高価だから!
    • 記憶定着
      • 体験を無駄にしたくない、味を振り返りたい 特にウイスキーは高価だから!
      • ボトルを買う時に過去の経験から予測するため 特にウイスキーは高価だから!
      • 注文したウイスキーが偽物でも気付けるように、特にウイスキーは高価だから!

テイスティングノートの難点

しかし、テイスティングノートを書いてもなお、上記で書いた目的が果たせるかというと難しい

書く時に困る事

  • 表現が浮かばない
    • 記憶から似た味の別の食品を探索してるそばから、今生じた感覚が消えていく
  • 表現がブレる
    • 同じ味を感じているのに、違う表現をしてしまう
      • 同じものを違う表現すると、読んだ時別モノだと思うし、思われるよね?
    • 違う味なのに同じ表現をしてしまう
      • シェリカスク系で起こりがち
        • なんでもかんでも「干しぶどう」とか「シェリー感のある」とか言いがち
      • なんでもかんでもフルーティー

読む時に困る事

特に他人のテイスティングノートを読むと以下で躓く
自分のノートも読み返すと、表現から思い浮かべる味がぶれていたりすることもある

  • 表現の対象を知らない問題
    • トフィーってなんだ!
    • ヘザーってなんだ!
    • スコッチバターってなんだ!
  • 対象の味の幅がでかすぎる問題 ~同じ表現でも指しているモノが違う問題~
  • 文学的過ぎてわからない
    • せめて飲食物で表現してくれ...

その他困ること

  • 実際に本物を食べると、全然違う!! ってなる
    • 全然違うのに、なぜかその表現を使うようになっている不思議
  • 上位互換が現れると、過去の表現は何だったんだってなる
    • スコッチで、「バニラ」「カスタード」とか表現した後、
      バーボンとか飲むと「これがバニラだったわ!」ってなる

フレーバーホイール

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上記画像は下のウイスキーマガジンの特集の画像を拝借したもの フレーバー・ホイール | WHISKY Magazine Japan

少しでも表現の共有を図る良さげな指標としてフレーバーホイールというものがある、 フレーバーホイールの細かい話は私が参考にしたリンクを記事の末尾に貼っておくから興味ある人は読んでほしいが、キッコーマンのサイトが簡素にまとめていたので引用すると以下だ

「フレーバーホイール」とは、ある食品から感じられる香りや味の特徴を、
類似性や専門性を考慮して円状かつ層状に並べたもので、
その食品に関わる人や愛好者が香りや味について共通認識を持ち、
コミュニケーションを行うためのツールとして用いられます。
世界中で広く親しまれているビールやウィスキー、ワインなどでは、
生産・流通・販売に関わる人や消費者が共通の言語で品質を評価したり、
料理との相性を語るために、「フレーバーホイール」が積極的に使われています。

キッコーマン、しょうゆの香りや味の特徴を「フレーバーホイール」として体系化! | キッコーマン

ウイスキーのフレーバーホイールも様々な人が作っていて、色々あるらしいが ウイスキーマガジンから引用して貼ったこのフレーバーホイールは、以下3つを行い一般的に使いやすいものにしたそうだ

  • 専門的な表現を簡素化
  • 口内感覚を別ホイールに
  • あまり使われない表現を排除

試行錯誤

フレーバーホイール をどう使う?

このフレーバーホイールをテイスティングノートを書く時に生かせないかと考えた

ウイスキーを飲んだ時に、ゼロから味を考えるのは大変なので、
このホイールを見ながら、近いものを探すという手法を取るのが良さそうだ、
これにより、書く時に困ること で書いた以下問題が解決ができるのではないかと思う

  • 表現が浮かばない問題
    • まずはホイールから選べば 解決!
  • 表現がブレる問題
    • ホイールに書かれている表現に対して、どの味というマッピングを作り暗記に持ち込めば解決!

ちょっと安易かもしれないが、何をするにもフレームワーク化、ルーチン化することは大事だ

フレーバーホイールをフレーバーマップへ

今後はテイスティングノートを書く時に、フレーバーホイールからまず表現を取ってこようと考えたが
このホイールの状態だと以下の理由で見づらいと感じたので、マインドマップで作り直した
今後これをフレーバーマップと呼ぶ

  • 字が斜めだと直感的にわからない
  • アルファベット表記だと直感的にわからない
  • ホイールである意味が無い
    • 色相環ホイールと違って、対角にも隣接する項目にも意味が無い、
      意味の無い情報は消したほうが理解しやすくなる
      • (私が知らないだけで、本当は意味が有るのかもしれないが、
        他のフレーバーホイールだと要素の順番変わってたりするので、多分意味ないと判断した)

f:id:montyakku:20201011084448p:plain
フレーバーマインドマップ

レーダーチャート

この、フレーバーホイールの項目で以下の図の様なレーダーチャート作ろうかと思ったが
却下した

f:id:montyakku:20201011091339p:plain

以下の理由から却下

  • 小項目(第2, 第3階層)の要素を捨てきれないこと
    • 例えば、クエン酸系とドライフルーツ系を一色単にできなくない?
      • 両方フルーティーという表現だと、ウイスキーの違いを表せなくてノートを取る目的が達成できない
    • かといって、小項目(第2, 第3階層)まで含めるとレーダーが破綻する
  • 数字に意味が無いこと
    • 本来数値化できるなら好ましいが、数値化できるってことは味覚の写真が取れるってことだ
      それができないから、ノート書いているのに官能値を入れる事は無駄と判断した
    • そもそも官能値はぶれまくるので、ただでさえ複雑なのにより複雑さを加え兼ねないと思った
  • 情緒がない
    • テイスティングノートは主に以下2タイプがあるように思う
      • 化学的な成分分析主体
      • 文学的な情景描写主体
    • レーダーチャートだとこの 成分分析主体 になってしまう
    • 正直なんでかはわからないが、謎の情景描写のほうが脳が味を理解することが結構ある...
      • テイスティングノートの難点 「読む時に困ること」で、文学的過ぎてわからないという問題点を取り上げておきながら
        矛盾するが、この要素を捨てきる事はできなかった

拭えぬ闇

テイスティングノートの難点 「読む時に困る事」は解決できない、

フレーバーホイールの表現に対して自分の確固たる味をマッピングしておけば、
少なくとも自分の過去に書いたノートは解読が可能になるかもしれない

しかし他人の書いたものは、書いた相手をある程度理解していないと解読が難しいだろう
日本人の飲む紅茶と、イギリス人の飲む紅茶は違う

しかし、自分の書いたノートが安定していれば、同じ銘柄に対して相手のノートと表現を比較し表現の差を吸収する事は可能かもしれない

例えば

みたいな感じで...

まとめ

ウイスキーテイスティングノートを取る作業は、極めて複雑で色んな思考を巡らせなければならない
かといって、答えという答えも存在しないが、ずっと答えを探し続けているそんな感覚だ
その複雑さがウイスキーを飲むということに魅力を感じる理由の一つなのかもしれない

とりあへずしばらく以下の事に取り組もうと思う

  • フレーバーマップ内表現の精査
    • やはりこのマップにはまだ腑に落ちないところがある、イースト系が臓物なの? とか
    • 果物は、フレッシュ, 熟成, コンポート, ジャム ぐらいのバリエーション付けたいよ、とか
    • リンゴ, 洋梨, もも, アンズ, イチゴ, この辺一色単にするのダメでしょう? とか
  • フレーバーマップ内の表現と、自分の中で知っている味とのマッピング作業
    • この表現は、この味!! というのをより具体的に自分の中で決める
  • フレーバーマップの枝を増やす
    • 例えば、チョコだったら、ダークチョコ, ホワイトチョコ, ルビーチョコ とかもう1段深堀りしたい
  • 味覚感覚と、自分の好みを表す指標も固めたい

答えを教えてくれる人も少ないし、地道にやるしか無いんかな...

ところで、ここまで書いてふと思うことがある

「一体私は何を目指しているんだろうか...」

おわりに

テイスティングノート」って単語長いし、日本人の自分には馴染まないので、
漢字2〜3文字の日本語表現無いかな... 思いついた人はコメントください

参考サイト

キャパドニック 37年 1972 ダンカンテイラー ピアレスコレクション

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

キャパドニック 37年 1972 ダンカンテイラー ピアレスコレクション」

酒の詳細

項目
蒸留所 キャパドニック
ボトラー ダンカンテイラー
シリーズ アレスコレクション
販売 信濃
蒸留年 1972
瓶詰 2010
熟成年数 37
ホグスヘッド
カスクNo 7443
度数 48.6

ノート

お気持ち

  • 焼きたてのパンの様な香り
  • トロピカル系のフルーツ・奥に桃
  • ハーブの香りも少々
  • バターの香り
  • 残り香でほんのり セメダイン
  • 時間が立つと、パイナップル香
  • コップの残り香は、漬物 ザーサイ系のくせになる香りが残る

 

  • ボディーはしっかり
  • 粘性はあり、トローン系
  • 余韻長い
    • フルーツ 桃とみかんの狭間 -> 麦 -> コーヒー と変化
  • 一口目は塩気がガツッと来た
    • 中盤以降は出てこない
  • 続いてビスケット
  • フルーティーな甘味、缶詰のみかん
  • 紅茶っぽさも見え隠れ
  • 桃とアプリコット系のジャムの用になり
  • 後味はレモンが香る
  • 時間が立つと、酸が立ち みかんからオレンジに変わってくる
  • 少々長めに置いてからいただくと、パイン, 梅, 甘露飴の様相

ザ ファイネスト スペイサイド 18年 Y'sカスク

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

「ザ ファイネスト スペイサイド 18年 Y'sカスク

酒の詳細

項目
蒸留所 ?
ボトラー -
シリーズ Y'sカスク
販売 都光酒販
蒸留年 2001
瓶詰 2019
熟成年数 18
-
カスクNo 33
度数 44%

飲んだ環境

項目
場所
グラス リーデル <ソムリエ> コニャックV.S.O.P.
開封状態 開封直後

販売サイト

item.rakuten.co.jp

ノート

お気持ち

  • ザ ファイネスト スペイサイド 32年を先に経験してしまっているので、少々過度に期待してしまったのを反省
  • 香りは取りにくいが、上品に香る
  • 味もまだ開けたばかりで固かったかもしれない
  • オールドマッカラン特有のあの香りは無い
  • 実はオールドばかり追っかけていて、最近のマッカラン経験は少ないので、ちょっとオフィシャルの最近のマッカランと比較してみたくなった
  • ダクダクシェリーではない、フレッシュシェリーでも無い、上品系だが紅茶感はない
  • いつぞや某有楽町のBAR Cで、シークレットスペサイドで中身わからないシェリーを頂いた時、「マッカランだと思って飲むと幸せになれますよ」と言われたことがあるが、今回はその逆「マッカランと思わなければ幸せになれる」
  • またしばらく置いてから変化をブログに載せます

  • レーズンの香り
  • ニューポットっぽい香り

  • 余韻短い
  • 初手でパーンと甘みが走るがすぐに消えてゆく
  • ほんのりとしたレーズン感がいつまでも残る
  • チョコレートの様相
  • タンニンはそれなりありアクセントになる
  • 後半コーヒー飴の様な風味

↓2020/09/29 に日本国内発売された「マッカラン エディション No.5」こちらも、無くならないうちに!!

↓ まずは飲んでみよう、お手頃マッカラン

ラフロイグ 21年 1998 T&T TOYAMA ザ・ニンフ~ハンピーイエロー

私の名前はモンチャック、
二つ名など無いただのサラリーマンでございます、
私が取り扱う題材はオサケ、主にウイスキーでございます。

さて、今日のウイスキーは・・・

ラフロイグ 21年 1998 T&T Toyama ザ・ニンフ~ハンピーイエロー」

酒の詳細

項目
蒸留所 ラフロイグ
ボトラー T&T Toyama
シリーズ ザ・ニンフ~ハンピーイエロー
販売 -
蒸留年 1998
瓶詰 2020
熟成年数 21
ホグスヘッド
カスクNo 8609
度数 58.3

飲んだ環境

項目
場所 BAR J
グラス -
開封状態 -

販売サイト

www.wakatsuru.co.jp

■ジェイズ・バー池袋オーナーバーテンダー蓮村元氏によるテイスティングノート

煙たいレモングラス。真夏の日焼けしたアスファルト。浜辺の焚火に放り込んだグレープフルーツの搾りかす。
漁船のオイル。甘いアプリコットジャムの香り。口に含んで、溶かしバターにバルサミコ酢を一滴。
灰にまみれたパイナップル。おがくずの香りに包まれたペッパー系スパイシーとピーマン。グラスの底に貝殻の香り。
複雑にして、なおかつ潔く、生命力に溢れたラフロイグ。


■モルトヤマ店主 下野孔明によるテイスティングノート

香り
熟成感のある非常に複雑でまろやかな香り立ち、熟したパイナップルとパッションフルーツ、
非常に強いピート、香ばしいバニラ、メンソール入りのタバコ、薪ストーブの炭と灰。

味わい
少しの粘性を伴う穏やかで丸みのある口当たりだが、非常に力強い。
海水とピートをまとったパイナップルとパッションフルーツ、完熟のリンゴ、
薪ストーブの炭と灰、紅茶、メンソール入のタバコ。余韻が極めて長く、香味が打ち寄せる波のように何度も喉の奥から口腔内に返ってくる

総評
黄色や赤みがかったフルーティさと、らしさのあるスモーキーさが光る1本。
その全体的な完成度は特筆すべきもの。90年代至宝のラフロイグ。

ノート

お気持ち

  • 2020/10/12 発売 とのことで、買えるといいな
  • ピート感もそれなりに強いが、それに負けないボディーの強さとフルーティーがあり、調和が取れている
  • 長熟高級ラフロイグの王道的な味
  • キリっとキレがあるというよりは、トロンとしている系のラフロイグ

  • トロピカル系のフルーティー
  • イースト香 と ウィート香の中間ぐらいの香り
  • ピート香は灰っぽいというよりは炭っぽい
  • 鰹節のような出汁感

 

  • ボディー厚い
  • 余韻長い
    • トロピカルから -> 麦の旨味 -> 塩ビスケットロピカル
    • 炭と煙感は足並みを合わせながら付いてくる
  • 粘性あり
  • オレンジパッションからマンゴーへ
  • 昆布出汁
  • にがり入塩ビスケット

↓↓まだ買えるラフロイグだとロアは好き、数量限定なのでお早めに↓↓